主な配合成分の種類と特徴

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天然植物系

植物系には様々な成分があるため、特に有名な成分をそれぞれご紹介しましょう。

・フィトンチッド(植物エキス)

森の中に入ると爽やかな香りがすることに気付きませんか? それは、植物が微生物や昆虫、動物から身を守るために放出している殺虫・殺菌成分、フィトンチッドのおかげなのです。当然、森には生物の死骸や枯葉など腐敗するものがあるにも関わらずイヤなニオイがしない仕組みと同様に、フィトンチッドが体内に入ると悪臭を穏やかに中和してくれるのです。

・抗酸化物質

ワインや果物、お茶に含まれているポリフェノール、タンニン、カテキンには優れた抗酸化作用があり、腸内の悪玉菌や悪臭の原因に対して消臭効果を発揮します。

・シャンピニオン

ヒトの臭いとは無縁な方でも有名な成分ですね。シャンピニオンはマッシュルームから抽出された成分で、過去には介護の現場で使われていたほど定評があります。

・ローズオイル

ローズオイルは香りが良いことで知られている美容効果の高い成分です。飲用すると体内で気化され、汗と共に排出されることで身体からバラの香りがするという仕組みです。一時的なマスキング効果を得ることができます。

渋柿・緑茶などの抗酸化物質系

柿渋や緑茶もエチケットサプリメントでよく使われる素材ですね。これらの素材に含まれているのが、ワインやフルーツ、お茶によく含まれている抗酸化作用の高いポリフェノールです。

この成分にはいくつかの種類があり、製品によって配合しているものはさまざま。例えば柿渋に含まれる柿タンニンは加齢臭の原因となる悪臭物質、ノネナールに高い効果を発揮します。

また緑茶の成分、カテキンは体脂肪の改善などでよく知られていますが、実はポリフェノールの一種ということをご存じですか?消臭・抗菌作用とともに老化の原因・活性酸素の発生を緩和する効果もあるため、加齢臭に加えて腸内環境の悪化による体臭の改善にも期待できると言われています。

クロロフィル

クロロフィルとは葉物野菜に多く含まれる葉緑素を指します。栄養の高さから、青汁やグリーンスムージーなどで積極的に摂取している方も多いことでしょう。そんなクロロフィルにも体臭の改善が期待できる効果があります。

この成分にはデトックス効果があるため、胃腸内に付着した老廃物や不要な有害物質を体外へ排出するという腸内環境を整える働きがあります。ご存知のように腸内環境が悪化すると便秘がちになり、体内で便の腐敗が進むと臭いの原因にもなります。つまり、クロロフィルを摂ることが体臭の予防になるというわけです。

しかしこの成分は固い細胞壁で守られているため、クロロフィルを含んだ野菜はしっかり加熱したりすり潰したりしておく必要があります。その点、サプリメントの場合は微細な粒状で配合されているために効率的に摂取することができますね。

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