友人宅にお邪魔したり、飲食店の座敷に上がった時に、足の臭いが気になって楽しめないといった話をよく耳にします。足は汗腺が多いといわれ、大量の汗が分泌される部位でもあります。そこに繁殖した細菌が垢・汚れ・皮脂などを食べて分解することで、足臭のもとである酸が発生します。ほかの体臭に比べて自覚しやすいニオイなので、足のニオイが気になって慌てることなどがないように、普段から足臭ケアを心掛けましょう。足臭は年齢や性別は関係なく、誰の足でも臭くなるといえます。なんと1日に両足でコップ1杯分(約200mL)もの汗をかくと言われています。また、靴が吸収した水分は翌朝も残っているなんてこともあります。男女問わず、一日中歩き回るような仕事の方は、汗の量が多いためより臭くなりやすいそうです。
足臭ケアの基本は、お風呂でしっかりと洗うことです。また、1日履いた靴には新聞紙を丸めて入れておいて湿気を取り除くこと、デオドラントの活用、体臭サプリを飲むなど対策グッズを取り入れると良いでしょう。足が臭くなる原因として、水虫をはじめとする皮膚の病気が関係している場合があります。このような場合、原因となっている病気を病院で治療してもらう必要があります。