ワキガ治療

ワキガは、鼻につく強い独特な臭いが特徴で周囲に迷惑をかける程の悪臭を放ちます。部位として、わき、外耳道、外陰部、乳輪など限られたところから発生します。ふとした瞬間に自分の汗の臭いを感じ、もしかしたら自分はわきがかも…と不安に思う方が多いようです。

アポクリン腺の数が多い人は、ワキガ体質といわれています。人によってそれぞれ異なりますが、アポクリン腺から出る汗には、たんぱく質・糖質・アンモニア・脂質などの成分が含まれ、べたつきがあります。この汗は皮膚の表面にいる常在菌と混ざりやすい性質を持ち、混ざった場合にはワキガ特有の臭いが発生します。女性は臭いに敏感になるため、医療機関で治療を受けている方が多いといわれています。

ワキガ治療には皮弁法という手術治療でアポクリン腺を一つ一つ除去する方法がありますが、メスを使うためダウンタイムが必要です。ビューホットという細い針がついた医療用のスタンプを使い汗腺を熱で破壊する方法と、ミラドライというマイクロ波を照射してアポクリン汗腺・エクリン汗腺を破壊する方法があります。こちらはメスを使わないため手術に抵抗がある方はこちらを選ぶようです。また、わきがの治療ではなく多汗症の治療として、脇汗を止める効果に期待できるボトックス注射があります。注射による治療は気軽に処置ができるため人気があるそうです。

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