体から発生するニオイは、大きく分けて汗臭・ミドル脂臭・加齢臭の3種類です。

体から発生するニオイは、大きく分けて汗臭・ミドル脂臭・加齢臭の3種類です。それぞれの臭いは年代によってピークが違うようです。また、臭いの原因や発生部位は人によって異なるため、臭いの種類ごとに対策をする必要があります。

10代〜20代前半の頃は新陳代謝が活発であるため汗をよくかくので、汗臭やワキ臭が発生します。これらの臭い強度は20代をピークとして下がる傾向にあります。30代後半を過ぎたころからは段々と臭いが変化します。周囲から言われる場合や、自分で気づくことも多いようです。年齢とともに体臭の変化はつきものですが、かつては30代後半の体臭はすべて加齢臭と呼ばれていました。しかし、30代後半から発生するニオイは加齢臭とはまた違う臭いであり、「ミドル脂臭」だということが研究により新たに発見されました。ミドル脂臭は、40代をピークにして臭いの強さは少しずつ下がっていきます。50代後半になると、主に加齢臭となるので、汗臭・ミドル脂臭の発生は減少します。ここで注目したいことは、30代後半～40代後半の中年男性の臭いの問題です。この年代は、汗臭・ワキ臭・ミドル脂臭・加齢臭が混在していて、最も体臭がキツくなる要素を抱えた年代なのです。